3月 18日, 2024年
【熊野町の家】 増築部分を撤去し、隅木入れ替えから、野地板張り、瓦葺き、銅葺きと修復しました。 銅が緑青色になるまで、10年以上かかりますが、半年ほどで色は落ち着きます。 屋根の部分修復は難しい工事ですが、うまく出来ました。大工、瓦屋、板金屋の合わせ技です。
2月 26日, 2024年
大黒柱の傾き修正
【熊野町の家】 建物の傾きを修正しました。大黒柱を基準に2cmほどをジャッキ3台で直しました。 この建物はレベルの修正は以前の工事でしてあるようなので、今回は傾き修正のみでした。 この後、仮筋交いを取付て、荒壁パネルを使った耐力壁で建物を固めていきます。
2月 21日, 2024年
木組ゼミ、理論講座を担当します。 大工として今考えていること、木と土の住まいづくりのことなど、お話したいと思います。 オンライン講座ですので、興味ある方はぜひご参加ください。
1月 04日, 2024年
明けましておめでとうございます。 今日から仕事始めです。 写真は、建替え前の家の記憶を散りばめた「記憶を紡ぐ家」。 住み繋いてきた家への想いを大切にしたいと思っています。 今年改修に取組む古民家は、次の世代へいかにバトンを繋ぐかがテーマです。 耐震改修、断熱改修を含め、魅力的な住まいにしたいです。...
12月 29日, 2023年
解体作業中の様子
【熊野町の家】 2023年の仕事納めは、解体中の古民家の片付けでした。 和室の天井上には大きな火打ち梁、こういう組み方は初めて見ました。 小屋裏の床部分は全て土葺きで、これは防火のためだと思います。 昔使っていた農機具がそのまま残っていて、民族資料館のようでした。 解体するといろいろな発見があって面白いですね。...
11月 01日, 2023年
今年度の住宅講演会は『和の住まい推進リレーシンポジウムin広島』として、講師に手嶋保氏をお招きし、12月17日(日)に開催します。...
10月 29日, 2023年
木と土の住まいづくり
『みんなでつくる中国山地004号』に、「木と土の住まいづくり」と題して寄稿させていただきました。伝統に生きる大工として、これまでの経験、今考えていること、これからのことなど綴ってみました。そのほか、『住まう』をテーマに中国山地で暮らしている人たちの取材記事がたくさん掲載されています。...
10月 24日, 2023年
今年の『みんなでつくる中国山地』はテーマが「さて、どう住む?」ということで、東城で行われる発刊イベントへ登壇させていただきます。トークイベントはオンラインでの参加もできますので、興味のある方はぜひご参加ください。 『みんなでつくる中国山地』004号発刊まつり
10月 22日, 2023年
共栄木材のイベントスペース 三秋ホール
建築士会住宅委員の皆さん、岡山県立大学の学生さんと愛媛県の共栄木材へ見学に行きました。 今年度の住宅講演会講師、手嶋保氏の設計した三秋ホールと三秋アトリエを見せていただきました。西下会長のお話をじっくり聞かせていただき、往復500キロのドライブになりましたが、充実した見学旅行となりました。...
8月 23日, 2023年
【海田町の家】 猛暑の中ですが、木小舞の取付をどんどん進めています。 縦の小舞を室内側から桁と貫に取付け、横の小舞は外から柱と縦の小舞に取付します。 小舞のサイズは12mm×21mm、3000本ほどあって大変ですが、2階は終わって1階を施工中、あともう少しです。

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