広島木造建築塾 現地研修ツアー

ひろしま木造建築塾にて、県産材の流通状況の現地研修ツアーに参加しました。

 


山中は市内よりずいぶんと冷えて、薄着で行ったことを後悔しましたが、とても収穫の多い一日となり、たくさんの情報を仕入れることが出来ました(^^)v。


 

伐採現場では、若き林業家の安田さんに、伐採の方法や仕分け方など詳しく教えていただきました。間伐され手入れされた森は適度に日が当たり、清々しかったです。直と曲がりの見極め方や、受口とツルの作り方などかなりマニアックな話も聞けて、大変参考になりました。



原木市場では、先日の記念市で取引された丸太を見ることができました。


製材市場には、たまに行ってますが、原木市場は初めてだったので、こんな大きな丸太をセリ落として製材してみたいなと思いました。また、記念市で取引された材の割合が、マツ178m3、スギ1008m3、ヒノキ395m3、モミ180m3、その他33m3、合計1794m3で、元々広島で多かったマツがかなり減って、現在ではスギの量がとても多いことがわかりました。仕事でほとんど使ったことがないモミが多いことが意外でした。モミは家具に使われるそうです。



次回は製材工場についての研修ツアーで北広島などを回るので、暖かい服装で臨みたいと思います(^^)。