2020年

メジロの子育て

抱卵中のメジロ
抱卵中のメジロ

今朝、涼しい内にと思い、庭の手入れをしていると、カツラの木に小さな鳥の巣を発見。卵が4つ。しばらく様子を見ていると親鳥が戻ってきてメジロだとわかりました。小枝や苔などでできたとても小さな巣でした。

 

雑木と下草を植えた小さな庭ですが、いろんな生き物の住処になっていて、日々発見や学びがあります。

 

しばらくはヒナの孵化を楽しみに、家族でメジロの子育て観察しつつ、そっと見守りたいと思います。

 

 

ダイニングチェア 66

ダイニングチェア66
ダイニングチェア 66
ダイニングチェア 66
ダイニングチェア 66

【白木町の家】

 

古民家改修工事も大詰めとなり、家具の製作を続けています。

 

お客さんの暮らしに必要な家具や道具はご要望があれば、できるだけ手作りで製作したいと思っていて、テーブル、ベッド、ソファなどいろいろ作ってきましたが、なかでも一番難しいのが椅子です。

 

体にフィットする寸法、長く使える強度、シンプルで暮らしに馴染むデザインなどなど。

柔らかい杉を使った椅子を試行錯誤してきて、ようやく行き着いたのがこの「6」を二つ重ねた形でした。

 

自宅で約3年の実用試験を経て十分な強度も確認できたので、ダイニングチェア「66」(ロクロク)として家具のラインナップに追加したいと思います。

 

暮らしの器としての住まい、そして家具。シンプルで素朴に質素に、ひとつひとつ丁寧に手作りしていきたいと思います。

 

 

銅製のペンダントライト

銅製のペンダントライト
銅製のペンダントライト

【祇園の家】

 

初期メンテで伺い、動きの悪くなっていた建具など調整させてもらいました。

 

ダイニングにある銅製のペンダント。

無垢の木と土と無垢の銅。

これからの経年変化が楽しみです。

 

 

オリジナルキッチンの製作

【白木町の家】

 

無垢の木を使ったオリジナルキッチンの製作、約1ヵ月の工程を定点観測し、タイムラプスにまとめました。

 

一つ一つお客さんの使い方や暮らし方に合わせて手作りしています。自然素材を生かした住まいにはやっぱり、無垢の木を使った手作りのキッチンが似合います。

 

巣箱づくり

手作りの巣箱
手作りの巣箱

【雑木の小道】

子供たちと庭に置く巣箱を作りました。

 

どこにも行けないし、家で楽しみが増えるようになれば良いなと。

ネットで調べると作り方や図面が紹介されててとても参考になりました。

 

入り口は27~30mmくらいがよいそうです。

底には水抜き用の穴。メンテナンスできるように屋根は開閉式に。

 

あとは気長に待ちたいと思います。

 

 

自宅でレッスン

自宅でレッスン
自宅でレッスン

外出自粛要請で、娘のバレエも自宅でオンラインレッスンとなりました。

これからはこういう光景が普通になるのかもしれませんね(笑)。

 

親としては普段見れない様子が見れて良かったです。

 

 

アトリエで自習中

アトリエで自習中
アトリエで自習中

小学校が臨時休校で、子連れ大工となりました(笑)。

 

再開から1週間ちょっとでまた休校ということで、子供を持つ親は皆さん大変かと思いますが、これも良い機会ととらえて子供としっかり向き合いつつ、臨機応変、乗り切りたいと思います。

 

木製3連窓の組立て

木製3連窓
木製3連窓

【白木町の家】

 

木製の3連窓を組み立てました。

両側2枚はFIXのガラス窓で、真ん中の窓がガラス戸と網戸が一体の引戸になっています。

 

鍵の掛け方が一般的な引戸錠やクレセントが使えなかったので、小さめの真鍮製フラッシュボルトを使いました。引手も鍵に合わせてBESTの真鍮フチナシ引手です。

 

一枚の建具にペアガラスと網戸を納めるのは意外と難しかったですが、窓を開けると網戸が出てくるので使い勝手は良かったです。また開けるとこを動画で紹介できたらと思っています。

 

 

春の訪れ、ピンクユキヤナギ。

ピンクユキヤナギ
ピンクユキヤナギ

【雑木の小道】

 

春一番に咲く、ピンクユキヤナギ

 

春の訪れを知らせてくれます。

 

 

Maki式薪ストーブの工房見学

オーダーメイドの薪ストーブ試運転中
オーダーメイドの薪ストーブ試運転中

オーダーメイドで薪ストーブを作っている「Maki式薪ストーブ」岡崎さんの工房へ見学に行きました。

 

安芸高田市にある古民家カフェ「iegoto」のあるオーブン付きの薪ストーブが気になって聞いてみると、近くの鍛冶屋さんで作ってると教えてもらったのがきっかけです。

 

工房で一つずつ手作りで作られているそうで、「鉄」「木」と素材は違いますが、同じ職人として共感するところがたくさんありました。15年くらい前から作り始め、試行錯誤、研究を重ね今のカタチになったそうで、全国各地にストーブを設置して回っているそうです。

 

手作りならではの素朴な感じが素敵で、これからぜひ一緒に仕事がしたいと思いました。

 

 

外構工事完了

祇園の家 アプローチ
祇園の家 アプローチ
祇園の家 デッキ
祇園の家 デッキ

【祇園の家】

 

外構工事が終わりました。

 

アプローチは土モルタル仕上げ。建物と調和して、だんだんと風合いが増します。

リビング前のデッキは、格子に囲まれて落ち着く場所になりました。

植栽が入って緑が増えると良い雰囲気になると思います。

 

玄関灯が納期6月なので、それがつく頃が完成になりそうです。

 

 

材料の桟積みと在庫の整理

在庫の桟積み
在庫の桟積み

市場で買った材料と在庫を整理しました。

一太君が手伝いに来てくれたので、とてもはかどりました。

 

桟積みすることで材料の間に風が通り、自然乾燥できます。写真のような板材だと半年ほどで使えるようになり、枠材や建具、家具になります。雨、風、日光を当てて自然乾燥させた木は色や香りが良く、本物の無垢の木の良さを活かせます。

 

桟積みの位置はずれると板が変形してしまうので、全て共通の位置で正確に積むことが大事です。またたくさんの材料に触れることで、重さ、反り、木目、色など比べることができ、大工として大事な「木を見る力」がつきます。

 

 

木材市場から材料の引き取り

木材市場から材料の引き取り
木材市場から材料の引き取り

 

木材市場へ仕入れた木材の引き取りに行きました。

 

無垢の木をふんだんに使った住まいづくりのために、できるだけ市場でまとめて仕入れるようにしています。

まとめて購入することで、一般流通価格の半分以下の値段で入手することができます。

 

木材市場は「下げ市」といって、だんだんと値段が安くなっていき最初に手を挙げた業者が仕入れることが出来ます。一般的な魚市場などの「上げ市」と違って、せり人が少しずつ値段を下げていくのを、買付業者はじっと聞いているので、とても静かで独特の緊張感があります。今回もダンプ2台分仕入れることができました。

 

市場にある材料は製材しただけの状態のものが多いので、桟積みして6カ月以上自然乾燥させてから使っています。また乾燥の仕方についてもお伝えできればと思います。

 

 

格子の耐力壁を追加

格子の耐力壁を追加
格子の耐力壁を追加

【白木町の家】

 

古民家は南側が開放的な造りになっているので、耐力的に弱いことが多いです。白木町の家では、耐震補強として、「格子の耐力壁」を2ヶ所に追加しました。古民家は木の柔らかさ(靭性)を活かした粘り強い柔構造で作られていて、木組みのめり込みや、貫、土壁で地震の力を吸収しながら、減衰させる仕組みになっています。そのため、一般的な筋交いや構造合板による耐力壁では固すぎで、その部分に地震力が集中して破断しまいます。格子の耐力壁は古民家のような柔構造の建物の補強には合っていて、うまく馴染み建物の倒壊を防いでくれます。

 

また意匠的にもアクセントになり光や風も通すので良いと思います。筋交いを入れるよりも材料も手間もかかりますが、それ以上の効果と安心感があり、古民家改修にはおすすめです。

 

 

地獄ほぞ差しで柱の追加


【白木町の家】

 

天井を剥がしてみると、なんと2階の角の部分を支える梁1本を切断し、鉄骨の下地に使うCチャンネルで補強してある状態でした。とても危険であきらかに強度不足だったので、当初の計画にはなかったのですが、柱を追加することに。

 

1度挿すと抜けなくなる「地獄ほぞ差し」。もう2度と抜かないでほしいという願いを込めました。くさびの利かせ加減が難しく、強すぎると途中で入らなくなってどうにもならなくなるので、入れるときは少し緊張します。

 

改修をするときは邪魔になる壁や柱を取ってしまいどんどんと強度が落ちていきやすいですが、こういうときにこそきちんと補強もすることが安全のために大事です。

 

「木組のデザイン」ゼミナール 第17期受講生募集


ワークショップ「き」組が東京で開催している「木組のデザイン」ゼミナールにて、1コマ講座を担当させていただくことになりました。理論講座「木組の家の実践」ということで、伝統の木組と土壁を活かしつつ、高い省エネ性能を実現した「小木土家」の設計施工手法を中心に、なぜ伝統構法の住まいがこれからの日本に必要なのか、理論・思想を総括し、ここでお話ししたいと思います。

 

ゼミは17期を迎え、伝統構法の木組を学ぶため全国から建築の実務者の方々が集まっています。日本の木組の特徴は、木の靭性を活かした粘り強い構造形式にあります。大きな地震が起きたときに変形し、エネルギーを吸収、減衰させていく仕組みです。脆性破壊を起こしにくい構造ともいえます。なぜ日本では長い歴史の中でそのような構法にたどり着いたのか、それは自然のチカラに抗うのではなく、命を守ること、つまり生存空間の確保を最優先にした結果だと思います。

 

大学などでも在来工法を少し教えるくらいで、日本の伝統構法を教えることはほとんどありません。木造をよくわからないまま、設計の実務をこなしている方も多いのではと思います。こういった場でじっくりと日本の木造建築について学んでみてはいかがでしょうか。詳しい内容や申し込みは下記サイトからどうぞ。

 

一般社団法人ワークショップ「き」組HP 募集「木組のデザイン」ゼミナール第17期

 

 

 

白木町の家、2期工事スタート

白木町の家、2期工事解体中
白木町の家、2期工事解体中

【白木町の家】

 

古民家再生の2期工事がスタートしました。

2期工事は、主にLDKの改修で、まずは床、壁、天井全て解体撤去します。

 

ボードなどで隠れていた天井裏や床下などの様子が分かってきました。もともとは別の場所に建っていたものを移築されているそうで、その時に元の木組みを延長する形で建築されていました。それをさらに途中で増築しているので、何段にも梁を入れて、さらに鉄のCチャンネルで補強などしている状態で、かなり無理やりな工事がされてました。

 

これからも安心して暮らせるように、構造的に弱い部分はしっかりと補強をして工事を進めていきたいと思います。今回は垂直荷重で弱い部分には新たに柱を追加し、水平荷重に対して弱い部分には、格子の耐力壁を追加することにしました。伝統構法の住まいの特徴は、地震力を木組みや土壁で吸収しながら減衰させていくことにあるので、そういった特徴を生かしながら補強していきたいと思います。

 

 

 

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます!

 

写真は、昨年「木の建築賞」授賞式参加のため、家族で東京旅行したときの一枚。これまで取り組んできたことを評価していただき、賞を受賞できたことは、とても嬉しい出来事でした。

 

そして、春からは「小木土家」をモデルにした「祇園の家」を作ってきました。年末に引越しが済み、自分の作った住まいで子供が無邪気に笑い、歌ってる様子を見ると1年頑張ってきたことが報われるようで、これからも豊かな暮らしのできる住まいづくりで、家族を幸せにできるような仕事をしていきたいと思いました。

 

課題や迷いも多いですが、自分なりに一つずつ取り組んでいきたいと思いますので、今年も変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。